【危険!】栄養ドリンク・エナジードリンクを飲む若者が中毒で死亡・救急搬送|健康倶楽部

仕事や勉強で疲れたな~って時の飲み物と言えば「エナジードリンクや「栄養ドリンクを思い浮かぶ方が多いと思います。100円くらいのものから数千円もする高価なものまで、様々な商品が売られていますよね。

商品を手に取って書いてある成分を見ると、ビタミン類、タウリン、アルギニンなど、なんだかすごく元気になりそうな栄養分がズラっと並んでますね。飲めばしばらくは無敵になるんじゃないのかって思えて、ついつい飲んじゃってる方も多いのではないでしょうか。

でも、これらのドリンクには過剰に摂取すると大変危険な成分も含まれているのを皆さんはご存知でしたか?

今日は栄養ドリンク、エナジードリンクといった飲み物の過剰摂取についてお話ししたいと思います。

■ エナジードリンクと栄養ドリンクの違いとは

まずは一見同じように思える両者ですが、明確な違いがあるので説明しておきましょう。

エナジードリンク

見た目は派手なデザインで缶入り。容量は160ml~500mlが多い。
・分類:炭酸飲料(清涼飲料水)
・摂取の目的:集中力、活力向上
・代表的なエナジードリンク:モンスターエナジー、レッドブルなど

用途:勉強や仕事をもうひと踏ん張りしたい時の元気チャージ

栄養ドリンク

見た目は地味な茶色いガラス瓶。容量は100ml前後が多い。
・分類:指定医薬部外品・第二類医薬品
摂取の目的:栄養補給、滋養強壮
・代表的な栄養ドリンク:リポビタン、チオビタなど

用途:足りない栄養を補うための栄養補給


どちらの飲み物も理解して適量を摂取するには全然問題はないのですが、なかには「もっと頑張らなきゃ」とか「眠気覚ましに」などを理由に過剰摂取する若者が増えて来ています。

なぜ飲みすぎると駄目なのか、危険なのか、それは、これらのドリンクに共通して入ってるカフェインが含まれているからです。栄養ドリンクよりエナジードリンクの方がカフェインの量が多く含まれており飲みすぎには注意する必要があります。

■ 知らないと危険なカフェイン中毒

カフェインを過剰摂取すると体にどんな悪影響を与えるの?

自律神経のバランスを崩す。だるさや気分の落ち込みなど身体症状となって現れ、不眠症やうつ病を発症させる事も。
亜鉛や鉄分などのミネラルの吸収を阻害して貧血を起こす。
カフェイン依存症となり、カフェインを断つと頭痛や不安感といった症状が現れる。

※2012年~2016年の5年間でカフェイン中毒で救急搬送された患者が101人。うち、3人が亡くなっているとのこと。

カフェインの1日の適正量

健康な成人の1日のカフェインの適正量は400mgmまで!。コーヒーだと3杯~4杯。緑茶だと13杯ほどで1日分に達します。

※3時間以内に17mg/kg以上(体重1kgに対して17mg=体重50kgで850mg)カフェインを摂取するとほぼ100%中毒症状がでると言われています。

まとめ

カフェインは、お茶や、コーヒー、コーラといった普段何気なく飲んでるものにも含まれています。その為、エナジードリンクを習慣的に飲み続けている人は、1日の摂取量をオーバーしてる可能性があるので注意が必要です。人によっては、200mg程度を摂取しただけで不安感に襲われたり、パニック発作が生じたりもします。

毎日のように飲んでて体調が悪いなって思われてる方、それは疲れではなくてカフェインの副作用かも知れませんよ!この機会にカフェイン摂取量を確認してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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