【こころの病気】ストレスで人生が嫌になる前に!身体が楽になる呼吸法|健康倶楽部

現代はストレス社会。若者から大人まで、日々ストレスと向き合いながら生活しています。気づかないうちにストレスが蓄積され、日常の中で解決できず自殺まで考えてしまう方も少なくありません。

平成29年の自殺者数 21.140人 ※速報値【厚生労働省自殺対策推進室 平成30年1月19日発表

毎年、これだけ多くの方が自ら命を絶っているのが現実です。自殺の理由のほとんどが過剰なストレスの蓄積による精神的疲労だと言われています。

ストレスと上手に付き合い溜め込まないのが理想。しかし、現実はそう簡単にはいかず数多くの方が悩まれています。

世の中にはたくさんのストレス解消法が存在しますが、その多くが時間をかけたり、お金をかけたりと、やってはみるものの長続きがしないものです。

そこで今日は、たくさんあるストレス解消法の中で、お金も時間もかからない方法をご紹介したいと思います。それがこちら「心身をリフレッシュさせる呼吸法

呼吸法?

なんだそんな事か・・

と、思われている人は是非最後まで読んでいただきたい。

実践する前までは私も同じ考えでした。呼吸で何が変わる?噓だ、何も変わりやしないと。でも、お金も時間もかからないので試しにやってみた結果、私は確実に効果があったのです。

気持ちが明るくなり、怒りや憎しみからも解放されました。さらに、ストレスが解放された事によって身体の不調がすごく良くなったこと。今は、ほぼストレスを克服して心も身体も大変心地よいです。

私は医療従事者ではないので、本当に呼吸で体調が良くなったかどうかはわかりません。もしかしたら思い込みによるマインドコントロールかも知れません。

理由はどうであれ、身体が楽になり気持ちもプラス思考へと変わったのは現実なのです。

私の経験がすべての人達に通じることはないと思いますが、手間もお金もかからないので是非挑戦してもらいたく記事にしました。

ストレスでお悩みの方へのアドバイスになれば幸いです。

まずはストレスについて少しお話しさせてもらいます。

ストレスって何?

心理的、感情的、物理的、環境的による負荷や刺激によって引き起こされる身体反応である。

 
精神的ストレス 怒り、不安、心配事、落ち込みなど
肉体的ストレス 運動、ケガや病気、暑さ寒さなど

精神的、肉体的疲労が原因で生体の示す反応のことをストレスといいます。

適度なストレスと過度なストレス

すべてのストレスが体に悪影響を及ぼすものではありません。スポーツなどで感じる心地よい運動は「適度なストレス」となり健康に良いとされています。また、緊張や不安といった精神的ストレスも適度ならばストレス耐性を高める効果があり健康に問題はありません。

しかし、苦痛や不快を感じるストレスは体によくありません。長時間受け続けると「過度のストレス」となり、免疫疾患、精神的疾患、自律神経の乱れなどの症状して現れ体に悪影響を及ぼします。

過度のストレスはある一定の線を超えると「解消しよう」という考えさえも起こさなくなってしまう(うつ病発症)の可能性もあり、早急な対応が必要となり注意が必要です。

 

ストレスを感じると呼吸が乱れる

人はストレスを感じると自然とうまく呼吸ができなくなってしまいます。きちんと呼吸ができないと十分に脳へ酸素が行き渡らなくなり、頭痛や不安、自律神経の乱れ、免疫力の低下の要因になります。ストレスで乱れてしまった身体は、呼吸の乱れを引き起こし、やがて体調不良を起こし病気になってしまうのです。

日常的に呼吸を意識する

では具体的にどうすれば良いのかというと、日常的に呼吸を意識することです。

突然ですが今の呼吸はどうですか?

✅ 呼吸が止まりがち

リズムよく呼吸ができていない。呼吸を吐き切ったところで息がしばらく止まっている。

✅ 呼吸が浅い

深呼吸を「10」とするなら「2」ほどの呼吸を繰り返している。

✅ お腹が膨らんでいない

腹式呼吸ではなく、胸式呼吸(肩や胸で呼吸している状態)になっている。

✅ 口呼吸になっていた

鼻呼吸ではなく口呼吸になっている。

チェック項目2つ以上の人は要注意!身体のバランスが崩れてストレス症になってる可能性があります。

正しい呼吸法でストレス解消

呼吸のやり方ひとつで身体的不調を改善してくれます。

①楽な姿勢で全身の力を抜く

ストレスを感じている人は、自分で「力は抜けてるよ」と思っても意外と抜けてないことが多いので、まずは肩の力を抜く練習をやってみよう!姿勢は椅子に座った状態、立った状態どちらでも行うことができます。

・肩に意識を集中する

・息を吐いたときに肩を下げる感覚で力を抜く

・「ストッ」と肩が下がる

肩が下がったひとは力が抜けていなかった証拠なのです。ストレスを強く感じている人は、体の力を抜いたと思っていても、無意識で体が固く、硬直した状態になっているので肩が上がった状態になってる人が多いです。まずは自分で意識をして力を抜きましょう。

②心身をリフレッシュさせる呼吸法

・3秒で鼻から息を吸う

肩の力を抜き、お腹を膨らましながら3秒で息を吸う。

・3秒息を止める

吸った状態で3秒間息を止める。

・7秒かけて息を吐く

お腹を引っ込めながら7秒で息を吐ききる。

3・3・7と覚えやすい数字ですね。この呼吸法を呼吸が乱れているなと感じた時に行いましょう

③効果・効能

横隔膜を上下に動かすことによる内臓のマッサージ効果、脂肪燃焼、精神安定、運動能力向上などの効果が期待できます。また、腹式呼吸で酸素をたっぷり体内に取り入れることによる、内臓の活性化、血行促進、精神的疲労の回復に効果があります。

このように呼吸ひとつで健康面に大きな影響を与えることができるのです。

まとめ

ストレスと呼吸には親密な関係があるとされています。ストレスによって身体がSOSを出しているときは呼吸が乱れやすくなっています。呼吸が浅いな、止まっているな、と気が付いた時はすぐに「心身をリフレッシュさせる呼吸法」を実践して、ストレスが溜まる前に解消させましょう。

常に意識をして呼吸を乱さないような生活を送れば、ストレスを軽減することができ、楽しい日々を送れるようになるでしょう。

大事なのは続けてる事。やがて正常に戻った呼吸はストレス耐性を高め、今までの体調不良を改善させてくれるものと信じています。

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