ジャガイモの栽培日記(春植え)土壌改良~収穫までを写真付きで詳しく紹介|家庭菜園

菜園をやってる人にとって1年で最初に行う作業がジャガイモ栽培。

農家では「1年の作業はジャガイモから」とも言われ、2月に入るといろんなところで種芋が販売されるようになります。

最近はたくさんの品種があって毎年どれを買おうか悩むところですが、最終的には無難に「メークイン」を購入することが多いです(笑)

メークインは煮崩れしにくく料理に使いやすいので人気です。今年もいつも通りのメークインを1kg買ってきました。小振りなのが20個ほど。何とか足りるでしょう。

初心者でも簡単に栽培でき、よほどのことがない限り農薬を使わずに育てられます。

●ジャガイモの種類

・男爵(だんしゃく) ホクホクした食感。ジャガバターなどがオススメ!
・メークイン ほんのりと甘味がある。煮込み料理では比較的煮崩れしにくい。
・キタアカリ 果肉は黄色い。ホクホクした甘味が強いのも特徴。ホクホクした食感。
・インカのめざめ 果肉は綺麗で煮崩れしにくい。炒め物などに合う。
・はるか 煮崩れしにくい。デンプン量が比較的少なめ。千切りにしてサラダとしても食べられる。
・ホッカイコガネ 煮物に使っても煮崩れしにくいので色々な料理に使える。

代表的なものだけをピックアップ

育てやすさ、料理の使いやすさでいえば「メークイン」「男爵」この2つがオススメかな。

●ジャガイモの栄養成分と効用

ジャガイモにはビタミンCとカリウムが豊富に含まれています。

ビタミンC・B群 ストレスの軽減・風邪予防・疲労の回復・肌荒れ予防
カリウム むくみ予防・高血圧予防

他にも腸内環境を整える「食物繊維」、抗酸化作用のある「クロロゲン酸」、貧血予防の「鉄」、骨を形成する「マグネシウム」、なども含まれていて実は栄養の宝庫なんです!

●ジャガイモ栽培日記

【植え付け時期】
2月中旬~3月中旬。地域によって違うので確認してから計画立てましょう。うちの地域は3月初旬頃。

【連作障害】
ジャガイモはナス科に属します。連作障害を起こしやすいので同じナス科の野菜を植えるときは3年ほど開けた場所が良いでしょう。場所に余裕がない場合は、たい肥を十分に入れるなどの工夫をすると連作障害が軽減されると言われています。

2月04日 ・土壌酸度の調整のため苦土石灰、そして堆肥を投入してよく耕す。
【ジャガイモの好適土壌:ph5.0~6.5】
3月23日 ・肥料を撒く。長期戦なので緩効性肥料が好ましい。
・畝に黒マルチを張る。土寄せの手間が省けたり、土壌の温度が適温になって収穫量のアップに繋がります。
3月05日 ・種芋を植え付け。ジャガイモを植え付ける間隔は20~30㎝、深さは7~8㎝が目安。
3月25日 ・茎葉が出てきました。
・黒マルチからモッコリと膨らんできたら合図です。早めに穴を開けて茎葉を出してあげましょう。
茎葉が10cmほどの高さまで生長したので芽かきを行いました。脇芽は2本から3本残すとよいでしょう。
コツは片方の手で根元を押さえ、もう片方の手で脇芽のなるべく根元をしっかり持ってゆっくりと引き抜く。強引にやると種芋が引っ張られてしまうので慎重に!うまく抜けるとこんな感じになります。
5月07日 花が咲きました。収穫まであともう少しです。

5月21日 晴れが続いた日を狙って収穫です。今年もうまく育ってくれて感謝(^^♪

 

今年も無事収穫が終わりました。さっそく採れたてのジャガイモを茹でて、お塩・マヨネーズでいただきました。自分で育てた野菜のおいしさは別格です!

ジャガイモは比較的簡単に育てられ、美味しく栄養満点のお野菜です。畑がなくても、お庭やベランダでプランター栽培もできます。皆さんも是非挑戦してみてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは! たのたん。

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