不整脈が頻発|心配な脈の乱れが起きたら?経験から得た期外収縮を予防する方法

私達の心臓は1日に10万回も拍動しています。心臓から送られた血液は全身へと循環させ、からだの隅々まで栄養を行き渡らせています。そんな生涯止まることなく動き続けるタフな心臓でも、いろんな理由で脈が乱れることがあるんです。

そんな脈の乱れをひとまとめに「不整脈」といい、皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。不整脈というと、何か危険な病気の1つと思うかも知れませんが、多くの健康な人でも不整脈は起きているのです。なかには症状として感じない人もいて、健康診断で不整脈を指摘される方も多いとか。

不整脈が起きると不安や恐怖を感じてしまいますが、実は9割ほどの不整脈は「治療の必要がない」と判断されているんですね。

治療の必要がないとされている代表的な不整脈が「期外収縮」と言われるもの。いったいどのような病気なのか、今日はそのお話を私の経験を交えながらお話ししていこうと思います。

不整脈で多いのが期外収縮(きがいしゅうしゅく)

私は昔から不整脈持ちです。もう20年以上になります。最近は症状もだいぶ改善され楽になりましたが、昔は心臓が乱れまくって止まるんじゃないかという恐怖と、また来る不安から、かなり苦しみました。

どんな症状かというと「ドクッ、ドクドクドクッ」と心臓の拍動が乱れるんですね。別の表現すると、「デコパッチンみたいに心臓をはじかれたような」「心臓を揉まれたような」「心臓が踊るような」時間は1秒~3秒ほど。頻度は1日に1、2回。多い時は数分間隔で続くこともある。ないときは逆に1か月感じないこともある。

数年前、病院で24時間図れる心電図を体に取り付けて検査しました。結果、「期外収縮」と判断されました。期外収縮とは通常のリズム以外に心臓の収縮が出現するもの。症状は脈が飛んだり抜けたりと表現する事が多いです。原因の1つに「ストレス」が大きく関係。ほとんどの健康な人も持っていて、とくに治療を必要としない不整脈です。基本的に期外収縮は放置しておいて問題ないとされていますが、他の疾患をお持ちの方や、日常の生活に支障をきたすほど頻発する場合は治療の必要があります。

経験から得た不整脈を予防・改善させた方法

期外収縮を経験されてる方なら理解してもらえると思いますが、発生してるときって何とも言い難い気持ち悪さがあるんですよね。宙に浮いたような感じというか、痛むときもあるし、とにかく不快なんです。そんな辛い症状「期外収縮」の発生を抑える方法ですが、私にとってかなり有効的だったのでご紹介しときます。参考にしてください。


ストレスを軽減させる
精神的ストレス、肉体的ストレスをなるべく減らす。ストレスを溜めないことが大事。期外収縮にとってストレスは大敵となります。


サプリメントの摂取
サプリメント「カルシウム・マグ」が個人的に効果的でした。毎日頻発してた不整脈も翌日から劇的に改善。これは私だけでなく多くの期外収縮の患者さんに効果が認められています。カルシウムやマグネシウムが不足すると心筋の働きが悪くなり、不整脈を含む心臓病や高血圧などにかかる危険が高まります。この他にも、うつ症・不安感・錯乱などの精神的な病気や、ガン・糖尿病・喘息・肺気腫などの病気になるリスクも高まるとされています。


気にしない
意外とこれが最強だった気がします。昔は「脈が乱れる=死ぬ=恐怖」で、またその不安がストレスになったりと悪循環でしたが、気にしないように心がけてからは、かなり改善されたような気がします。

不整脈を正しく怖がる

ほとんどの不整脈は治療を必要としないと述べましたが、命を危険にさらす不整脈もあります。気になる脈の乱れを感じたらまずは病院の先生に相談しましょう。

自分の不整脈のタイプをきちんと把握し、どう対処したら良いか、きちんと理解しておくことが大事です。

健康倶楽部 たのたん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA