バリウム検査が終わって安心してると大変なことになった話|胃がん検診

前回、バリウム検査を受けた体験談をお話ししましたが、今日は、検査の日の夜から起きた経験をお話ししようと思います。

検査が終わって安心してると大変なことになるよ!ってお話なので、これから検査を受けられる方へのアドバイスになれば幸いです。

胃バリウム検査後に起きた悲劇

■検査当日の記事はこちら
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胃バリウム検査(胃透視)を受けてみてわかった失敗しない為のアドバイス

※この記事はお食事中の方に相応しくない言葉が含まれています。

バリウム検査が終わって帰宅

□ 10時30分

午前中に検査が終了し「あ~終わった終わった!昨日の夕食からなにも食ってなかったから腹減ったな~」こんな感じに超リラックモードに突入していました。

とりあえずお腹が空いていたので食事~♪

□ 12時00分

検査終了後に先生から「できるだけ多く水を飲んでくださいね」と、言われてたのを思い出し、コップ1杯の水を飲み干す。

多く飲んでくださいって言われたけど、あまり深く考えずにその後も過ごす。

その楽観的な気持ちがこの後の悲劇を招くことになります。

□ 18時00分

ここまでに飲んだ水の量はコップ3杯ほど。この時はもうすでに全てが終わったと思い込んでいる自分。

夕食を普通に食べて、この時にコップ1杯ほど飲む

検査後から飲んだ水の量はコップ4杯ほど。少ない?

検査後は早めにバリウムを排泄

□ 20時00分

下剤を渡され飲んだことを思い出す。

下剤を飲んだのに便意がないことに疑問。先生から「白いバリウムの便が出るので我慢しないで出してください」たしかそんなこと言われた。

そろそろトイレで排泄してもいい時間では? だんだんと不安がこみ上げてきます。

病院に電話をかけて相談する

□ 21時15分

(私)すみなせん、本日バリウム検査を受けた○○ですけど夜になっても便が出ないんですが

(病院)何時ぐらいに下剤飲まれました?

(私)検査が終わってその場で渡され飲んだので朝の10時頃だと思います

(病院)ちょっとお調べいたします

(病院)このお薬は6時間から12時間後にゆっくり効くタイプなんですけど、でももう出てもいい時間ですね。深夜0時になってもまだ出ない場合はもう1度お電話ください。下剤をお渡ししますので。

(私)わかりました。ありがとうございました

なんか大変なことになったな・・・

ようやく普通ではないことに気付く

□ 21時30分

ただバリウム検査受けただけなのになんでこーなるの?そんな不安を抱えたまま今度はネットで調べてみる。

結果、多くのサイトで

・検査後はたっぷり水を飲め
・排泄しない場合は下剤追加
・便が出ないと大変なことになる

となっている。この時からリラックスモードから

緊急事態モードに変わる(汗

今現在までの水の飲んだ量は、検査後からコップ4杯ほど、いつもより少し多めには飲んでいます。これでは少なかった?それとも下剤の効きが弱い?

とりあえず下剤を探してみるも普段飲んだこともないので当然ない。夜遅いしドラッグストアも開いていない。深夜に病院に行くことになるのだろうか・・・。

はぁ・・溜息しか出ない。

ようやく排泄の始まり

□ 23時30分

病院に下剤をもらいに行く覚悟をしていた23時30分。先ほどから少しお腹が痛い気配が!

その後日付が変わりそう頃、ようやく強い便意がありトイレに向かうとやっと出ました!便の色は「茶色7:白色3」でした。

タイムリミットの0時である時間ギリギリに何とか排便に成功。ただ、バリウム便の量が明らかに少ないので全部が出たわけではなさそうだ。

明日以降の持ち越しかな。一応便も出たし今日はこれでいいかな。

そう言い聞かせ、病院に行かず就寝する。

夜中、便意は全然感じないがおしっこがやたら近い。1時間おきに目が覚めてトイレにいってました。検査の影響か、それともさっきまで緊張していたのが原因か。

検査翌日

□ 07時30分

さ~今日は朝から普通に出てくれよ。まだバリウム便がたくさん残ってるんだから!と気合を入れてリング場(トイレ)へ向かう。

しかし、座って力を入れるが、出ない。少し強めに力んでみる。すると何とか出てくれました。便の色は「茶色1:白色9」ほぼ真っ白いバリウム便です。

その後も数時間おきにバリウム便を排泄。バリウム便が硬くてお尻が痛い。

□ 18時30分

今日の排便はこれ以降ありませんでした。お尻がヒリヒリ痛い。明らかに切れ痔が悪化してる(泣)

検査から2日目の朝

□ 07時30分

昨日はだいぶバリウム便が出たし、もう今日は普通の便が出るのかな。そんな楽観的な思いでトイレに入る。しかし座って力を入れるが出ない。少し強めに力んでみる。

すでに切れ痔が悲鳴を上げている。

出口付近で渋滞が発生してるような感覚。排泄したいのに出ない・・お腹が苦しい。何度も何度も力を入れたり緩めたり試行錯誤するが便が出ません。もう痛みもMAX。神様仏様・・いつもは神など信じない私がありとあらゆる神を降臨させようと必死にもがいていました。

切れ痔が悪化 便器が鮮血で真っ赤に

時間にして15分くらい、すでに体力も力尽きようとしてたので、自分の肛門を信じ、切れ痔のさらなる悪化を覚悟で力んでみました。

激痛に耐えながら力を入れていくと「ドンッ」と勢いよく排便!恐る恐る便器を覗くと白い塊、まだバリウム便が残っていたようです。私の肛門は戦に敗れ血が滴り落ちていました。

便器の中は白と赤と茶色と・・・見事なグラデーションでした(汗

長かった戦いはここで終了!

痔持ちの人は要注意!

痔を患ってるひとは硬い便のときによく切れてしまいます。痔をお持ちの方は医者の指示通り沢山水を飲んで、なるべく早くバリウム便を排泄すように心がけましょう。

バリウム便は時間が経てば経つほど固くなる傾向にあり、スムーズに排泄しないととても苦しい思いをすることになります。

さらに放置をすると自分では排泄できないようになってしまい病院行きになってしまいます。

最後に

これからバリウム検査を受けられる方へ。

この検査は「バリウム便」がきちんと排泄されるまでが検査だと思ってください。医者から「検査後に水をたくさん飲むように」と言われると思いますが、決して軽く受け流さず、きとんと飲むように心がけましょう。

また、検査後に下剤を渡されますが、効き目に個人差があるので服用量は自分で調整しましょう。一般的に、便秘の人は下剤の量が多めとされています。私が行った病院では「追加で市販の下剤を飲むのを許可していました」

もう一度言います。

バリウム便の排泄は速やかに!!

辛い体験だったけど、次回の検査では問題なく完璧にやってみせるぜ!

以上バリウム検査後に起きた悲劇のお話でした。

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